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多数例における鉄剤療法の有効性 |
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現在、わが国で公的に許可されている向痴呆剤はドネペジル(アリセプリト)のみです。痴呆に関する治療法は薬物および心理学的療法が多々試みられていますが、それらとともに鉄剤とビタミン剤との組み合わせを試みてきました。
多数例のアルツハイマー病患者に鉄剤とビタミンB6およびCoQ10を服用してもらったところ、鉄剤の有効性が確認されました。薬剤の有効性の判定の期間は一般的に12ヶ月とされていますが、ここでは24ヶ月まで追跡したデータを提示しています。
(対象患者は外来の患者です。)
通常アルツハイマー病の臨床経過の悪化速度が速いことを考えれば、治療成績は良いものと判断されてもいいでしょう。今回のケースのいずれも鉄剤を休薬すれば1週間〜2ヶ月経過すると病状の再燃がみられ、再投薬すると病状の改善がみられました。 |
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